2006年12月11日月曜日

オーバーホール

オーバーホールといっても、分解整備(清掃)を指す場合~新品に戻す場合まで見解が分かれる。辞書などを見ても異なるため、OHを行う場合は目的をしっかり指示し、それに併せた計画を行うことが必要。 オーバー-ホール 5 [overhaul](名)スル 一定の使用期間を経た機械・エンジンなどを分解して検査・修理すること。 三省堂提供「大辞林 第二版」より over・haul ━━ vt. (機械を)分解修理[精密検査]する; 追いつく[抜く]. ━━ n. 分解修理, 精密検査. 三省堂提供「EXCEED 英和辞典」より オーバーホール (overhaul) とは、機械製品を新品時の状態に戻す作業のこと。故障している状態の完成した機械製品を分解し、再構築することが主。 高級腕時計やダイビング用品、エンジンなどを部品レベルまで分解し、清掃・点検を行って再度組み立てる工程に対して用いられることが多い。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2006/11/15 18:43) 以下住友より オーバホール(O.H)とは   「装置を解体し、点検、修理、調整を行い、新品状態に   復元すること」です。

2006年12月7日木曜日

物事の考え方

何に取り組む場合も(自分の専門分野、不得意分野、未知分野関係なく)そのものが何のために存在するのか、何のためにそのことを行うのかを、きちっと理解して作業を進めることが重要です。

2006年11月17日金曜日

安川G7インバータ

電動機保護の電子サーマルは電動機の定格電流(入力値)に対し、デフォルト値が反応する。 機器保護の過トルク検出は、インバータの定格電流に対し%設定を行う。 過トルク検出は警報扱いと異常扱いの選択が可能。 インバータは機能が増加し、1台のインバータで2台の電動機を制御するなど、いろんなことができます。その代わり情報量が多すぎて、理解するのが難しく思います。

2006年11月15日水曜日

吸収式Hcl分析計

水分補正を行っておりますので、排ガス中の水分が入力値より極端に大きくなると、検出部での液中濃度が下がりマイナスに触れることがあります。校正で異常なく、その後使用中に数値が安定してくる場合は、排ガス中に原因があると考える必要もあります。また、排ガスのアルカリ度が極端に大きくなっても同じような現象が現れます。

2006年11月10日金曜日

高圧吸引車

10ton車クラスで3000万円とのこと。 月50万円の返済、利息無しで5年間の返済期間。以降が利益出てくるのかな? 本体費用の他に、オペさん・メンテ費・燃料費・保管場所費用等もかかります。 何台所有するかにもよりますが、バキュームで食っていくのもなかなか楽ではないですね。 4ton車約2m3タンクの吸引車使用燃料量 1日8h吸引作業で、約100l使用します。ディーゼルが100円の現在では燃料代だけで、1万円になります。ばかになりませんね。

2006年11月7日火曜日

仕事とは

その場に着いてから、何をするか考えるようでは、前に進みません。 これから何をするのか、それには何が必要か等々事前準備(段取り)が全てです。 仕事の大きい小さい関係なくそれぞれの立場で、それぞれの段階で事前準備しましょう。

2006年11月6日月曜日

現場では職人さんが一番です。

組織上では一番下に来ていますが、実際に手を動かしてもらうのは職人さんです。 従って、監督には少々きつい話をしますが、職人さんはほめて使う。 これが現場をうまく回すコツです。営業なんかは現地でボロクソにいわれて当たり前です。

2006年11月4日土曜日

減圧弁

納入初期は、フリー(弁体バネ*二次圧調整バネ最長)の状態で入ってきますので、二次側には圧力がかかりません。(全閉のような状態)そこで試運転調整を行うわけですが、注意すべき点は、調整ネジの操作が二次圧昇圧時緩め方向に回転させるということです。 原理的には、バネ受け(板にねじ切ってある物)を押し込むことにより、弁棒に圧力を伝えます。尚、調整ネジの出代は変化しませんので、固定ナット緩めた後は、工具を使って回しはじめたところから、何回転させたかを覚えておきましょう。また、ロックナットの内側にシール付きのワッシャーがあります。このワッシャーが意外とくせ者で調整時の抵抗となります。ロックナットと一緒に本体とすき間出来るまで緩めましょう。ちなみに20Aの一次圧1MPa二次圧0.1~0.7MPaの場合で、弁棒の可動距離は4mm調整ネジのピッチが約2mmでした。(但し、ネジの遊び・バネの収縮がありますので、2回まわすと減圧無しというわけではありません。) ついでに、弁棒と調節棒の間にダイアフラムがありますので、調節ネジ部から漏れが出ている場合は、、ダイアフラムの破れということになります。

2006年11月3日金曜日

相手を知るということ

日本では「読み書きできる」ということはほぼ常識になっておりますが、それでも肉体労働者の中には、できない方もいらっしゃいます。人事が優秀な会社に努めており、周囲が大卒以上の職場環境の方、現場には運転免許の更新に訪れたとき以上に、幅広い教育レベルの方がいらっしゃいます。話した内容が相手に伝わったかどうか確実に把握してください。(間違いなく事故につながります。)

2006年11月2日木曜日

タッチアップ

整備実施機器に対する作業後のタッチアップは非常に大切です。機器を大事にする気持ちが顕著に表れます。設備を長く使ってもらうことが、最終的に自分たちの事業の継続につながります。程度の違いはあっても、必ず実施すること。

2006年11月1日水曜日

煙突(筒身)内ブラスト

粉じんの養生が非常に難しいので計画時注意のこと。 ブラスト用の圧縮空気が温度(50℃以上)を持っているため、内部の空気の流れは上部に送風機を入れたとしても、上向きになります。従って、下部に集じん機を設置する場合、かなり大型のブースター(集じん機まで押し込む送風機)が必要になります。それでも、粉じん漏れはゼロにならないため、住宅地の工場の場合は、特に施工方法を事前検討下さい。 都内の高度煙突(150m以上)は、鋼製煙突でも内部は、局部タッチアップ程度で、錆びっぱなしのところもある。(煙突室内エレベーターあり) しかしながら、東京都の仕様はSUS316となっており、錆の飛散について、行政は気を遣っている。

話の聴き方

相手の立場、知見を把握して話の内容を理解しないと、誤った判断を下す原因となります。 相手がどんなに自信を持って話をしていても、相手の仕事上の立場・仕事のエリア等、正確に把握して、世の中の判断を代表しているのか、自分の仕事上の判断なのか見極めることが大切です。

2006年10月31日火曜日

作業を効率よく進めるために

自分の考える時間のみではなく、相手の考える時間も考慮しましょう。同じことを質問するにしても、相手の中で(当然個人差もありますので)考える時間を、予め設定してあげるような聴き方を心がけましょう。きっと、作用効率が、数段向上します。

2006年10月30日月曜日

急ぎ作業

急ぎの時ほど周りの状況、自分の作業状況、該当機器の状況を十分把握して作業にかかることが必要です。二次災害、お互いの安全に直結します。必ず心がけましょう。

2006年10月24日火曜日

重機運転中の安全対策

手元作業者が玉掛け、荷物の固定、シートの撤去等何らかの作業を行っている場合、オペレーターは、各レバー・ペダルから手及び足を離しておきましょう。ボーとしていてつい動かしてしまうヒューマンエラー防止です。心がけてください。

2006年10月23日月曜日

ロープの角当て

張力を与えるワイヤーロープ等は必ず角当てしましょう。(ロープが柱、梁等に接触する場合の角の部分に、ゴム板等を当て、切断荷重を低減すること) 又、100kgが1m落下すると、約1tonの荷重がかかります。ロープの選択を間違えないようにしてください。

2006年10月22日日曜日

配線の離線

ブレーカーを切る、電圧がかかっていないことを確実に確認する。(検電器、テスター) 電流が流れている状態でブレーカー切断するとアークが飛ぶので負荷停止を確認しましょう。 又、コンデンサを抱いている装置(インバータ等)については、一次側の電源供給が無くなっても、装置内部に電気を溜めているため、放電確認(チャージランプ消灯確認、電圧確認)後作業開始しましょう。

2006年10月20日金曜日

作業を止める勇気

両方の作業が急いでいる場合であっても、片方を一時止めることで全体として、作業時間が短くなる場合は、勇気を持って片方の仕事を一次止める。(できれば、事前に止めるよと打ち合わせできていればよいが、打ち合わせできていなくても止めること) *安全上(上下作業等)で、並行作業させてもリスク少ないと思っても、どなられても、安全サイドで片方の作業を止めること。(ケガした方もさせた方も不幸になります)

2006年10月19日木曜日

アーク溶接で小火

通常アーク溶接の火が飛んだ程度では、養生コンパネに引火することは無いが、引火点の低いものが運悪くあると、そこが火種となりコンパネに引火することがあります。 一仕事一片付け、の基本を守ってください。 災害はちょっとしたことから発生します。(塗装中に火気使用など、危険と誰でも思うことは皆しないものです。)但し、無知の場合はいきなり大惨事となります。作業者の技量把握はとても重要ですよ。

2006年10月18日水曜日

水配管の溶接

簡単な補修でも大変ですが、必ず水を抜いてから行いましょう。 内部に水があると溶接部が急冷され焼き割れが生じ、しつこくやっていくと配管自体がもろくなって、補修不可能になってしまいます。(特にCL-が高い水を扱うステンレス配管の場合)面倒でも水抜きをしましょう。

2006年10月15日日曜日

機械を治す時に

機械の立場になってどうして壊れたのか、どこに原因があったのか、理解してあげることを心がける必要があります

塗装前の塗料準備

一斗缶から塗料を出して使用する場合、塗料が内部で分離していることが良くあります。 一斗缶丸ごと使うのであれば、上側を缶切りで全開にしてミキサーでよく混ぜた後使う。 小分けにして使用する場合は、一斗缶をひっくり返して振る等、分離している塗料を十分攪拌してから使用する必要があります。

2006年10月14日土曜日

荷物の吊り上げロープ

トラロープは表示用ロープであり強度保証をしていないため、固縛・吊り上げ等に使用してはいけません。

2006年10月12日木曜日

エプロンコンベヤサイドスカート

テール側の持ち出しが少ないと、テール側にこぼれた搬送物が、エプロン又はサイドウイング等にかみ込み各所変形の起点となります。

2006年10月11日水曜日

電気配線の離線・結線

低圧電動機については、電気工事士でなくても、離線結線ができます。
作業手順として
交換電動機の絶縁測定(中古電動機再利用の場合*交換する機器が使用不可だと作業が無駄になるので)→ 機器停止確認→MCBオフ→操作禁止札掛け→離線前に電圧無し確認(検電)→結線状況(端子番号)確認→各相離線+1次側テーピング養生→電動機側の作業→取外した端子番号に合わせて結線(ネジ締めすぎてつぶさないように)→MCBオン→試運転のため機器状況確認(安全確認)→インチンク゛により回転方向確認→チョイ回しによる機械側の異音確認→異常なければ連続運転による電動機の確認(異音・振動・加熱)*ボルト、ワッシャーの紛失注意。
試運転は電動機の温度上昇が飽和したときに触れる温度であればOK
(電動機型式により多少ことなるので実際に仕様を確認してくださいね)