2006年11月1日水曜日

煙突(筒身)内ブラスト

粉じんの養生が非常に難しいので計画時注意のこと。 ブラスト用の圧縮空気が温度(50℃以上)を持っているため、内部の空気の流れは上部に送風機を入れたとしても、上向きになります。従って、下部に集じん機を設置する場合、かなり大型のブースター(集じん機まで押し込む送風機)が必要になります。それでも、粉じん漏れはゼロにならないため、住宅地の工場の場合は、特に施工方法を事前検討下さい。 都内の高度煙突(150m以上)は、鋼製煙突でも内部は、局部タッチアップ程度で、錆びっぱなしのところもある。(煙突室内エレベーターあり) しかしながら、東京都の仕様はSUS316となっており、錆の飛散について、行政は気を遣っている。