バックカントリーを安全に。
ニセコルール番人から、コース外を安全に滑るということはできない。
たまたま災害が起きなかっただけである。
災害をゼロにすることはできない。但し、危険を予想し、コース外にでる方に危険な場所ですよ。と認識させることはできる。(出口を明確にすることである程度コントロールすることができる。)
また、雪の状態を逐次把握し、雪崩の危険がある場所には理由を述べバックカントリーへ出さない。そうした中でも出せるところでは、コース外へ出させることによりコントロールする。
このことは建設現場の安全管理にも同じことが言え、安全通路・安全対策と安全衛生の取組をどの現場でも行いますが、バックカントリー同様100%の安全は実現不可能であり、作業員に危険な場所であるという認識をさせる。ということが非常に重要。
<現場は危険な場所であることを植え込む。(常に怖い場所という認識で作業を行わせる。)>
そして、極力危険を除去していく。
(墜落・転落、飛来・落下等々過去の事例紹介しながら当該場所の危険を把握し取組む。)
安全活動ではなく、危険個所での作業実施という固定概念を持たせることが大切。