2013年3月6日水曜日

AEDと心臓マッサージ

蘇生に関する消防署の訓練状況を整理しました。 AEDが使用できるのは心停止までの5分間が一つの目安です。 *心臓が微細動(ふるえている)状態にある時にしかAED(除細動器)は使用できません。 では、実際の対処ですが 1.意識確認(意識なし、脈なし) 2.近くにいる「○○さんまたはあなた」救急車を呼んでください。   近くにいる「○○さんまたはあなた」AEDを取ってきてください。   *必ず個人を特定し協力をお願いします。(だれかという声かけは×) 3.気道確保 4.呼吸確認 6秒間   (1)見て   胸の動き  (2)聞いて 呼吸  (3)感じて 吐息 5.人工呼吸 (息を吹き込んだとき反射の確認も行う)  薬害・出血がある場合は人工呼吸を行わない。  また、人工呼吸をためらう場合は、心臓マッサージを優先する。(心臓マッサージでも肺が動くため。)  軽く胸が膨らむ程度 2回 6.心臓マッサージ  体の厚み1/3をつぶすイメージ(子供のときは体が柔らかいので力加減注意) (1)気道確保を再度確認し、2秒に3回のリズムで30回(3~5㎝押し込む)   肋骨折れても命を助けるというイメージで肘を伸ばし体重かけて実施する。 7.AED到着  箱を開けるとガイダンスが流れるので、それに従って操作対応する。  電極シートは鎖骨と脇腹(心臓を通電させるよう)に貼り付ける。子供の場合は、体の表と裏。 8.AEDにより反応が回復したら  気道確保継続し、心臓マッサージは中止 9.反応なければ心臓マッサージ継続 10.救急車到着 以上