2008年2月15日金曜日

シーケンサ更新時の教訓

Aシリーズリニューアルキット 防じん対策、デザイン、ユニット自体の信頼性どれを取ってもあまり進められません。 壊れて交換の時間がない時の緊急修理品かなー 三菱のPLCについてもQシリーズへの変更で、製品寿命(信頼性、耐久性)が著しく低下しているように見える。 xNの失敗 1回の工事に多量に使う部品等については、少しでも不安があればコスト上がっても安全な方を選択する。 今回のPLC更新についても、入力カードのスペックダウンを行ったため、ノイズに負けて全数(50枚以上)を交換することとなった。 このスペックダウンにより交換作業も徹夜となった。 インバータノイズ 起動停止時のノイズは、ノイズ対策をしていない弱電機器にまともに影響します。 I市では、VFモータ付きの機器発停に伴い違う機器の起動、異常信号の発報さらには停止ボタンが利かないという事態まで発生。 尚、単体接地を取っている誘引送風機については、お化け発生せず。 停止ボタン、オフロックについて 停止リレーを電気的にシーケンサ内に持っている場合、上述の現象を考えると動力電源を切らなければ、絶対的な安全は確保できません。中で作業する場合は、必ず動力電源を切ること。 計装側の安全設計としては、停止信号(ボタン)は必ずハードで組むこと。 光ファイバーケーブル 種類が多数ある。安いものは樹脂入り等にしているため、古くなると劣化し通信速度が落ちる、また割れやすくなるといったことが発生する。敷設から12年経過後のPLC更新の際、PLC間の通信用光ケーブルを2本/11本中破損。(作業的には盤やさんにコネクターの付け替えをお願いしただけ)破損箇所はおそらくコネクター部。断線しているかどうかは、反対側から明かりを入れてみると簡単に判別できます。 当センターでは、MELSECNET-Ⅱのリンクが確立されなくなるので、シーケンサ異常が点灯する。 DC1.5Vの発生 デジボル無くてもテスターを導通検査モードにするとその近辺の電圧が発生します。 テスター2台あると電圧が測れるため、計装品の模擬入力に使える場合があります。