差圧の変化は以下の要素で発生します。
1.ろ布の目詰まり
2.排ガス量の増加
確認方法として
2.排ガス量については、時間処理量が変化しているかどうか見る。
1-1.払落しが適正に行われているか。
(1)払落しパルスについて
A.パルスヘッダーの圧力が適正か(0.4Mpa程度)
B.パルスを打っているか。
C.サイレンサーとダイアフラム弁の仕様があっているか。(排出量が不足するとダイアフラムが適正時間開放しない。)
(2)ブローパイプについて
A.外れていないか
B.吹き出し口がリテーナー中心にいるか。
*特にコーン型リテーナーの場合は、吹き出し位置がセンターにないと払い落としが極端に悪くなります。
1-2.ケーシングに破れがないか
(1)低温外気の漏れ込によりろ布が濡れて払い落としが効かなくなります。
1-3.脱塩剤とろ布の相性は
(1)現在はあまり話題に上がらなくなったが、以前はガラスクロスに高機能消石灰を吹き込むと目詰まりしたという事例があった。
以上