2010年10月6日水曜日

焼却用ろ布の強度

強度については、母材(基布)の強度に比例するため、母材を薄くし目詰まり対策した (コストを合わせるため)メンブレンフィルタは、二重織ガラスクロスより強度は落ちる。 また、ガラスクロスは水分に対し加水分解を起こすため、漏れ込や・停止中の温度低下に よりろ布が湿った場合は、強度が落ちやすくなる。 *強度面の対策としては、フェルト地のろ布が開発されている。 (費用はメンブレンの2倍程度) また、メンブレンフィルタは、活性炭等使用した場合、はく離性が良すぎでろ布表面での 反応ができなくなることもあり、検討時は注意が必要。(メンブレンに撥水性はないので、 灰の湿度が高いと付着するという状況は二重織ガラスクロスと差なし。)