2010年2月25日木曜日

電気主任技師Sさんより

受電に関して、小学校や公民館など電力消費量が100kW未満でも6600V受電をしている。 高圧受電であると、1柱で責任範囲が分かれるため、東電としても管理しやすい。 低圧受電であると、設備内まで東電側で点検する必要が発生する。 宅内点検については、現在漏れ電流を点検しているのみ。低圧回路の絶縁測定(110Vメガ)を行うと、停電をした際に機器(100V)への障害がある。時計を合わせる、古い機器のコンデンサなど停電後の復電の際、突入電流で破損する事例が多発した。 電気設備の月例点検契約に関して 単年度契約は、入札を実施している官庁のみ、民間については随意契約。 期末になると次年度取れるか分からない仕事への力の入れ方は落ちる。 点検先について 病院と、パチンコ屋は× 病院は停電して点検ができない(入院患者がいる場合) パチンコ屋は電気のトラブルの際、停止時間に対する売上減を損害賠償請求される。

2010年2月18日木曜日

計装電源回路

100V二線式では、白が通常接地側となる。 極性はないが、機器に+-があるときは、マイナス側に白線を接続する。又、制御回路は機器が動作しない状況(信号なし)であっても、接地側から電圧が掛かる。*充電されている。(検電器反応・テスターでも中途半端な値が出る)充電側から配線が厳密に行われている場合はでも接地側(マイナス:白)から電気が回り込み(電流は流れないので動作はしない)充電されている状態になるので注意。