2010年3月7日日曜日

シーケンサのソフト管理

現状コメント付きソフトをシーケンサ内に入れておらず作業用として持っている。 従って、手元のソフトを書き込みするということは行わず、必ず使用中のソフトを読み込み修正して書き込むこととする。*使用中のソフトを常に正とする考え方。

テスターによる計装配線の導通確認

3Vを出力し、導通確認するタイプのテスターであれば、線長で200m位確認できる

2010年2月25日木曜日

電気主任技師Sさんより

受電に関して、小学校や公民館など電力消費量が100kW未満でも6600V受電をしている。 高圧受電であると、1柱で責任範囲が分かれるため、東電としても管理しやすい。 低圧受電であると、設備内まで東電側で点検する必要が発生する。 宅内点検については、現在漏れ電流を点検しているのみ。低圧回路の絶縁測定(110Vメガ)を行うと、停電をした際に機器(100V)への障害がある。時計を合わせる、古い機器のコンデンサなど停電後の復電の際、突入電流で破損する事例が多発した。 電気設備の月例点検契約に関して 単年度契約は、入札を実施している官庁のみ、民間については随意契約。 期末になると次年度取れるか分からない仕事への力の入れ方は落ちる。 点検先について 病院と、パチンコ屋は× 病院は停電して点検ができない(入院患者がいる場合) パチンコ屋は電気のトラブルの際、停止時間に対する売上減を損害賠償請求される。

2010年2月18日木曜日

計装電源回路

100V二線式では、白が通常接地側となる。 極性はないが、機器に+-があるときは、マイナス側に白線を接続する。又、制御回路は機器が動作しない状況(信号なし)であっても、接地側から電圧が掛かる。*充電されている。(検電器反応・テスターでも中途半端な値が出る)充電側から配線が厳密に行われている場合はでも接地側(マイナス:白)から電気が回り込み(電流は流れないので動作はしない)充電されている状態になるので注意。

2010年1月26日火曜日

コンベヤベルトのエンドレス

BANDO編 ベルトの種類により、エンドレスの方法が異なります。 通常のゴム平ベルトの場合 断面をクサビに加工し、接着剤を用いてエンドレス(自然加硫)を行います。 (両方の接着面に接着剤を三度塗りし、完全に接着層を形成します。) 接着前に接着剤を塗布後養生(5~10分)し、接着剤がある程度乾燥硬化(多少べた付きが残る)してから圧着します。 重ね合わせの方向としては、平ベルトは表面クリーナーに負けないよう、進行前方側が上、フレックスベルト・中寄せベルトは、表面クリーナーの影響がないため、背面クリーナーの影響を考慮して、進行後方が上面になるよう接合する。 耐熱ベルトや引っ張り強度が大きいもの(800kg/cm2以上)については、熱加硫(溶着)にてエンドレスを行います。

2010年1月25日月曜日

フレックスコンベヤ用ディスクローターについて

設置目的は押さえだけではなく、接触させているフレックスの頭とベルトの進行速度差を吸収している。 具体的には、ベルト用の大口径ローラーとフレックス用の小口径ローラーの間に軸受けを設けて、速度差が吸収できるようにしている。 注意事項としては、軸受けの動きが悪くなると、ディスクローター外周の摩耗が進む(小口径の方が早い)というメーカー見解。

2009年3月23日月曜日

送風機のバランス調整

現地で行うフィールドバランスと、工場へ羽根車を持って帰るバランス調整の2パターンを選択できます。 実際の調整は、 1.吸い込み側のダクトを外し、ノズルのみ仮復旧して振動測定をします。(作業前状況のデータ取り。吸い込み口は、モノを吸い込まないように鉄板を吊す。) 2.六角ボルトによるクリップ型の仮ウエイトを付けて、フィールドバランサーによる計測(防振ゴム上でそのまま実施。*ウマ等かませて固定することはしない。) 3.重い部分の外周に近い部分をグラインダーで研磨して調整していきます。(高速の回転体ですので、基本的に削る調整。大きなモノになるとウエイトを付ける場合もある。) 研磨なので、削る範囲と量については、経験による要素が大きく出ます。(足せないので削りすぎ注意。) 4.3項を数回繰り返し、ある程度のところで見切りを付けます。(研磨作業の精度との判断) 5.本復旧 6.入り口ダンパの作動試験(制御線等外しているので確認) 7.振動測定:振動周波数は、アンバランスの場合回転数成分が強く出ます。 バランス調整が出来ると、その他の要素による周波数成分が表に出てきます。(ex)羽根車のベーン<案内羽根>枚数成分の周波数成分など3000回転の16枚だと800Hz近辺にピークがきます。)