2014年10月9日木曜日

ろ布取付時の注意事項

1.ろ布を梱包(段ボール、袋)から出すときは刃物を使用しない。(開梱時ろ布を破く事例が多くあります。)

2.ポケットの中のものをすべて出します。
(腰袋等もすべて外します。)

3.ろ布をセルプレート、上部フレームに接触させず(破損防止)縫い目を下流側に向けて(後で確認する際一貫性があった方が扱いやすい)セルプレートにセットします。

4.曲りのないリテーナーを上部フレームと干渉する部分から差し込みます。(上部フレームと干渉する部分を残すと最後リテーナーを無理やり変形させて取り付けることになるため。)

5、ろ布、リテーナー取付後は、ろ布どおしが接触していないか確認する。接触している場合は、リテーナーの向きを一度抜いてまわしてろ布どおしの接触を解除する。(運転中に擦れて穴あきの原意になるため。)

6.その後プリコート等を実施し剥離性を維持する。

エバラ多段ポンプの取説より


爪と押し込んだ軸端に1.5mm以上のギャップができた場合は、バランスディスクとシートの交換が必要です。

2014年3月12日水曜日

空気層の断熱効果

断熱材の削減と理論上の断熱係数より空気層を設けて、断熱効果を得ようとする施工技術もありますが、この方法には注意が必要です。 具体的には、空気層内で対流が起こる、空気層内に本来固定されるべき空気が外部と置換されることにより、断熱効果が低下することが良く発生します。 *計算上の断熱係数が悪化しても、断熱材を充填し対流を抑えた方が結果として、放熱(温度低下)を押えることが期待できます。

サンプリングノズルの腐食防止

排ガスダクトに設置しているサンプリングノズルは、放熱部にもなるためノズルネックにて排ガスが液化し、硫酸・塩酸による腐食を受ける。 これに対し、レーザー式分析計取付座は残留防止のためのノズルネック内のパージをおこなうため、腐食性ガスがノズルネック内に侵入しないため、腐食度合は著しく減少します。

2014年3月9日日曜日

シーケンンサ更新時の確認作業

A→Qの更新に関しては、コンバート作業によりプログラムの書き換えが発生しません(ラダーはそのまま)ので、端子を個別に外さず、入力カード、出力カード単位で更新作業を行う場合のI/Oチェックは、各カードの頭としっぽで模擬確認を行い、結線作業の妥当性確認ができます。

シーケンサのバックアップバッテリー交換

バックアップバッテリーの交換は基本電源を落としてから実施ください。 バッテリー交換時の1~2分はコンデンサ内の電圧にて内部データを維持します。 但し、しばらくバッテリーを交換していない場合は、電源を落とした瞬間から放電が始まっていますので注意が必要です。 *データはまるっきりなくなることではなく、部分的に欠落することが発生するようです。 電源オンのまま、バッテリー交換を行う場合は、cpuを停止run→stopにしてから実施ください。バックアップ電源異常のアラームが発報します。 (Qシリーズはcpuカバーを開けると中にちっちゃなスイッチがあります。)

2013年3月7日木曜日

ろ布の劣化

焼却施設用集じん器に使用されているろ布の劣化は
1.目詰まり
2.基布(ガラスクロス)の破損 により進行します。

目詰まりは、剥離剤(助剤)が不十分であったり、ケーシングが破孔していることによりろ布表面に脱塩剤+飛灰が固着することにより発生します。(払い落としが効かなくなります。)
* 外気漏れ込によりろ布自体が吸湿した場合は吸湿部で急速に破孔へ向かいます。










 
不具合ヶ所はリテーナーの水平リング部分で、梱包配送時の折り目に沿って発生しており、ろ布分析時の小さなサンプルピースでは実態を把握することができない状態です。










通常運転においては、差圧1~1.5kPaであり、ΔPが1.5kPaの試験データとして約3万回の折り曲げによりガラスクロスが破損したとなっております。しかしながら、1.5万回のパルスにて破損等不具合が発生していることから、通常運転時の圧損変化も寿命に影響を与えていることがわかります。





リテーナーとろ布のクリアランスを小さくすること。運転中の差圧を小さく(1.1kPa程度)することで寿命を延ばすことができます。
基布をガラスクロスからフェルト等屈曲に強いもの変更するとさらに寿命が延びます。